そろそろ梅雨明けの声が聞こえる時期ですね。夏は、日焼けをはじめとするお肌のトラブルが気になる季節ですが、その中の一つに「かゆみ」があると思います。虫刺されや湿疹はもちろん、見た目は何でもないのにかゆくて仕方ない、なんてことも起こりがちです。かゆみの原因と予防対策の基本をおさらいしましょう!
毎年、夏になるにつれて全身のかゆみが出てくるというお悩み、原因はずばり『汗』です。汗の中には水分や塩分の他、脂肪、タンパク質、糖質、鉄分、色素、尿素、アンモニアなども含まれていて、夏はこれらが肌の表面にべっとりとこびりついている状態です。当然肌が刺激されてかゆくなりますし、放置すればあせもになってしまいます。
汗をかいた後に放置しておくと、頭皮や脇などからの臭いが気になることがありますよね。これは汗そのものが臭っているのではなく、汗に含まれる不純物をエサにして繁殖した雑菌の臭いと言われています。これらも当然、肌に悪い影響を及ぼし、かゆみ・かぶれ・湿疹などの原因となります。
汗をかくと肌がベタつくので、夏の肌は乾燥しないと思われがちです。汗は蒸発する際に、体内の熱を奪う『気化熱』という現象で体温を一定に保つはたらきをしますが、この時肌の保湿に必要な水分も一緒に蒸発してしまいます。この乾燥も、肌がかゆくなる一因です。この他、クーラーの風を浴びることでも乾燥するので、実は夏は乾燥肌のシーズンなのです。
汗はこまめにふきとることが基本ですが、体温が下がる前にふきとってしまうと、いつまでも汗が止まらなくなります。冷たいおしぼりや市販のボディシートなどで肌をおさえるようにすると、汗が引きやすく、肌の不純物も拭いやすいですね。ごしごしこすると、余計に刺激となって逆効果なのでご注意を。保湿用ミストをこまめに使うのもオススメです!
矛盾するようですが、汗をかかないようにするのはNG。汗は皮脂と一緒に肌に皮脂膜を作り、水分の蒸発や菌の繁殖を防いでくれるからです。適度に汗をかき、過剰な汗は適切にお手入れすることが大切なのです。皮脂は汗腺を詰まらせやすいので、半身浴などで新陳代謝を活発にし、皮脂の排出を促すチーズや卵、ナッツ、オリーブオイルなどを食事に取り入れてみてください。
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