今や着用が当たり前になったマスクですが、今「マスク頭痛」という症状にお悩みの方が増えているそうです。特に理由もなくよく頭痛がする、という方は、もしかしたらマスク頭痛なのかもしれません。その原因と対策をご紹介します!
例え平熱であっても、マスクの内側は40℃を軽く超えてしまいます。熱い空気は息苦しいので自然と深い呼吸をするようになるのですが、これによって吐く息の温度も上昇するため脳に近い顔まわりの血流が急に増え、頭蓋内血管が拡張するので、偏頭痛が起こりやすくなります。周囲に人がいない場合は、こまめにマスクを外すのがオススメです。
マスクを着用していると、自分が吐いた息をまたすぐに吸うことになります。すると結果的に二酸化炭素を多く含んだ空気を吸うことになり、脳が二酸化炭素過多の状態に。二酸化炭素は頭蓋内血管を最も強く拡張させる化学的因子で、この拡張が、片頭痛を引き起こしてしまうのです。外気を遮断できる高性能のマスクほど、片頭痛は起こりやすくなります。
耳かけゴムで両耳が固定されると、こめかみの筋肉に負荷がかかり、さらにあごの筋肉や首と頭をつなぐ胸鎖乳突筋の強い負担になります。また、マスクを着けると表情筋を使わなくなるのも胸鎖乳突筋の負担になるのです。こうして首コリが起こり、それが緊張型頭痛の原因に。胸鎖乳突筋は首をゆっくり左右に傾けてストレッチをすることで、ほぐれやすくなります。
3つの原因を取り除いてマスク頭痛を解決するには、①意識的に呼吸の回数を増やす 、②1時間に1分程度はマスクを外す(周囲に人がいないことを確認してください)、 ③顔のサイズにあったマスクを使う 、④耳掛けゴムは太いものを選ぶ 、⑤表情筋や顎の筋肉を意識して動かす、などがあります。どれも手軽にできる対処法ですので、少しだけ意識して試してみてください。
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