新型コロナウイルスによる混乱。マスクや除菌スプレー、薬用ハンドソープなどの衛生用品が品薄のため、地域によっては手に入りにくい状態が続いています。しかしながら、除菌や抗菌、消毒ってそもそも何が違うのでしょうか?今月は、わかりにくい言葉の違いと感染予防の基本「手洗い」についてまとめてみました。
過去に起こった感染症や中毒症のニュースをきっかけに、日本では菌やウイルスに敏感な人がぐっと増加しました。それに伴い衛生用品も数多く市販され、そのパッケージには様々な菌の制御にまつわる用語が表示されています。それぞれどんな意味があるのでしょうか?
これを見ると、一口に衛生用品といってもはたらきや効果、その程度は様々ですね。
また同じ「除菌」でも、ウェットティッシュは「硬い表面(手指などの身体部分を含まない)から生きた細菌数をある程度減らす」製品。ハンドソープとは違ってテーブルなどの清浄のためのものであり、これで手を拭いても必ずしも除菌効果があるとは言えないのだそうです。
ハンドソープも、使い方次第では宝の持ち腐れ。東京都健康安全研究センターの森氏による「手洗いの時間・回数による効果」の実験でわかった、正しい手の洗い方をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください!
実は(3)がとても重要。実験の結果、60秒もみ洗いするよりもすすぐ回数を2回に増やす方が、残存ウイルスの数を減らすことができました。つまりハンドソープは、殺菌効果よりも「泡と流水で洗い流す」という物理的効果の方が高いのだそうです。
効果的な手洗い方法で、ウイルスを撃退しましょう!
皆様の生活を快適に変える技、教えて下さい!!
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