11月2日は『いい字』の語呂合わせから、習字の日なんだそうです。そろそろ年賀状の準備も始める季節ですが、「手書き文字が苦手で…」と憂鬱な方もいらっしゃるかも。印刷で作成する場合も、何か一言、キレイな手書き文字を添えられれば印象はグーンとアップします。筆ペンで書く『美文字』に挑戦してみませんか?
お稽古でもしていない限り、筆に慣れ親しんでいる現代日本人はそう多くありません。筆文字に初めてチャレンジするのなら、初心者でも扱いやすい『硬筆タイプ』のものがオススメ。普通のサインペンに近い書き心地で、毛筆のような文字が書けます。
背中が丸まっていたり、机と身体がくっつきすぎていると、腕が自由に動きません。腕を動かしやすい姿勢をキープしましょう。また、硬筆の時より人差し指で筆の軸を立たせるように持つと、穂先をスムーズに動かせるので筆圧がコントロールしやすくなります。こわごわと書こうとすると手が震えて失敗しますから、しっかりと筆先を紙に下ろすことが大切!
筆先を紙に下ろすとき(始筆といいます)、穂の向きと腕の角度は紙に対して『45度』。筆ペンを動かす時(送筆)から書き終わり(終筆)まで、角度を変えないように注意します。また毛筆・硬筆にかかわらず、文字の横画を書く時は『右上がりに6度』を守ると、キレイで端正な文字になりますよ。
落ち着いたキレイな文字を書くにはあと二つ、『右下重心』と『すき間そろえ』を心がければOK。これも硬筆同様ですが、横画を右上がりに揃える代わりに、右下に終筆が来る画の重心を左側より下に置くようにすると、文字の傾きが解消できます。また、『明』『旦』『申』など線と線の間にできるすき間の幅は、必ず均等にするようにしてください!
一文字一文字に集中しすぎると、文章全体が読みづらいなんて現象が起こることがあります。毛筆は線の強弱が大きいので、文字を詰めすぎたり、画の多い文字ほど大きくなったりしやすく、結果的にキレイに見えません。『漢字』を10とすると『ひらがな』は8、『カタカナ』は6くらいの大きさで揃え、また字間・行間もほどよく均等に空けて書くのがポイントです。
皆様の生活を快適に変える技、教えて下さい!!
のどが痛い、時間短縮レンジで出来る裏ワザ料理、資源ゴミの再利用法などなど、そんな時の知恵袋を大募集します。
是非、このコーナーでご紹介させて下さい。
ご応募は、メールでの投稿にて受付けております。
皆様のご応募お待ちしております!!