秋になったのに、夏バテのような症状を感じることはありませんか? それは近年増えている『秋バテ』や『秋鬱』の症状かも知れません。まだあまり知られていない病名なので、原因がよくわからずに我慢してきた方も多いのではないでしょうか。原因と対策をご紹介します。
秋は、日夜の気温差が激しくなったり台風襲来で急激に気圧が乱れたりと、天気や気温がめまぐるしく変化する季節です。また、雨の日が多く交感神経にも影響を及ぼします。こうした時期には、身体が変化に対応しきれなくなって、頭痛やめまい、疲労感や食欲不振などの症状が現れやすくなるんです。
入浴はぬるめのお湯にゆっくり浸かることを心がけ、冷え予防の靴下や、はおり物を上手に活用。また、日中暑い日の冷房は設定温度を夏場の頃より高めに設定し、使用時間も長過ぎないように工夫してみてください。
冷たい物をたくさん吸収してきた胃腸は、秋になる頃にはクタクタです。この時期には、カボチャ、芋類やごぼうなどの根菜、きのこ類などのビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な食材で、腸内環境を整えることが大切。また、温かなハーブティーや生姜湯、スープなどで積極的に胃を温めてくださいね。
秋になって日が短くなると、精神の安定化を保つ「セロトニン」の分泌量が急に低下し始めます。それが原因で鬱のような状態に陥る症状を『秋鬱』と呼んでいます。鬱といっても症状は秋バテと似ていて、倦怠感や不眠、意欲が落ちるなどの身近なもの。約5人に1人がかかる一般的な病気です。発症率は圧倒的に女性が高く、男性の4倍はなりやすいとも言うそうです。
セロトニンの分泌を増やすには、日光を浴びるのが一番。セロトニンはリズミカルな動きで活性化される性質もあるので、少し早起きしてのウォーキングやジョギング、軽いスクワットなどが特におススメです。また、食事の際の咀嚼(ものを噛む動作)を意識して行うこともリズム運動に繋がり、セロトニンの活性化に繋がりますよ。
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