毎日食べる食材の中でも特に野菜は、種類によって色々な保存方法があって迷いがちですよね。多くの肉や魚と違って、生鮮野菜は買ってきた後も生きているので、『いかに良い環境で長生きしてもらうか』が、鮮度を長く保つのにとても大切なんです。今回は、野菜を長持ちさせるカンタンなコツをお伝えします!
機種にもよりますが、冷蔵庫の中は低温を保つためにとても乾燥しています。だから野菜は水分を逃さないようにポリ袋に入れてから、冷蔵庫で保存するのが基本。特にカットした野菜は、ラップで密封してからポリ袋に入れるとより長持ちします。野菜の切り口からは、『エチレン』という老化植物ホルモンが発生しやすくなるからです。
野菜は温かな地域が原産のものも多く、当然ながらそれらは寒さに弱い種類。カボチャやサツマイモの他、トマトやナス、キュウリ等の夏野菜の冷やし過ぎは禁物です。15℃程度の場所で保存し、サラダ等に使う場合は食べる直前に冷蔵庫で冷やすようにすると、美味しく食べられます。ただしカットしたものは、①のように密封して冷蔵保存し、早めに食べてください。
保温保湿に優れた新聞紙は、②のような低温に弱い野菜を保存するのに最適です。乾燥に弱く傷みやすいアスパラガスや葉物野菜は、新聞紙を霧吹き等で濡らしてから包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存するのがオススメ。また、キャベツやレタスの外葉にも、同じようなはたらきがあります。すぐに捨ててしまわず、ぜひそのまま保存用に利用してみてください。
半分もしくは1/4にカットして売られることも多いキャベツやレタス。けれども、金属や空気に触れることで変色したり、中まで傷みやすくなったりしてしまうので、ご家庭でこんな風に切るのはオススメしません。少し面倒ですが、外側から一枚ずつはがすのが長持ちのコツ。芯をくりぬいてぬらしたキッチンペーパーを詰めておけば、より長期保存が可能です。葉をはがしやすくもなりますよ。
ここまで「乾燥は禁物!」と謳ってきましたが、実は野菜の中には、あえて乾燥させてから出荷されているものもあります。代表的なのが玉ネギやニンニク。これらは風通しの良い涼しい場所を好むので、バスケットや網袋、古いストッキング等に入れて、外気の当たる場所に吊るしておくのがもっとも良いそうです。
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