夏休みはちょうど中盤。お子様のいるご家庭では、そろそろ宿題の追い込みにかかり始める頃かも知れませんね。ところで、定番の自由研究や工作に必需品となるお子様のはさみ、「何だか切れ味が悪そう」と感じたりしていませんか? はさみはどなたでもカンタンにできるお手入れ法がありますから、この機会に切れ味を戻して、キレイな作品に仕上げたいですね。
はさみの切れ味が悪くなる原因のほとんどは、使っているうちに刃に出来る細かな傷。そこで役立つのがアルミホイルです。やり方はカンタン、切れ味の悪くなったはさみで、クシャッとさせたアルミホイルを細かく切っていくだけ。アルミニウムは、はさみの摩擦熱と圧力だけで溶けてしまうほど柔らかな金属です。溶けたアルミニウムは刃にくっつき、傷ついた刃を補ってくれるというわけです。 空いたアルミ缶でも代用できますよ(怪我には注意してくださいね)。
乾いた石けんで直接刃をこすると、はさみについた汚れや粘着物が綺麗に取れ、切れ味が良くなります。消しゴムでこすったり、メラミンスポンジで拭いたりしても同様の効果がありますが、石けんの油ははさみの滑りを良くしてより使いやすくしてくれるので、一石二鳥です。たわしのような研磨力の強い物でこすると、刃に傷がついて逆効果なので気をつけてくださいね。
コルクに少量の洗剤を付けて、刃の部分を円を描くように磨いてみてください。終わったら水洗いをして拭き取り、よく乾かしてから使ってくださいね。コルクにはサビ予防効果がある成分が含まれているそうなので、仕上げ磨きとしてもいいかも知れません。ワインを空けた後に取っておいてもよし、100円ショップ等で手に入るコルクシートを活用するのも手です。
それでも切れ味があまり良くならない…という場合は、刃を研いでみましょう。砥石よりカンタンで、お子様でも扱いやすいのがサンドペーパーです。刃を平らにして傷の凹凸をなくすことが大切なので、研ぐのはあくまで刃の部分(オモテ面)だけ。特にはさみが重なる面(裏面)は研がないように気をつけてください。逆にほとんど切れなくなってしまいますよ。 自信がない方は、はさみ専用の研ぎ器もあるのでこちらがオススメ。100円ショップでも手に入ります。
はさみのお手入れ後、最初に試し切りをする時は、ティッシュなどの薄くて柔らかな紙を使って馴らしていくのがいいそうです。できるだけ刃に負担のかからない物を選ぶのがコツなのだとか。刃を研ぐ時は研ぎ過ぎを防ぐためにも、試し切りをしながら数回に分けて研いでみてくださいね。
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