新社会人のみなさん、今頃は新生活に向けて準備の真っ最中でしょうか? 職種によって着る頻度は違ってきますが、大人の身だしなみとしてぜひ揃えたいのがスーツです。リクルートスーツを着回すよりも、せっかくですから新調したスーツで出勤したいもの。オフィスカジュアルがOKの会社でも、いざという時には必要なアイテムです。
今回は、スーツが長持ちする保管やお手入れの方法をご紹介します!
帰宅したら、スーツはすぐに脱いでハンガーにかけましょう。その時は、上着やスラックスのポケットの中身を全部出すのが鉄則。ものが入ったままですと、ポケットの口がよれたりして形が崩れてしまい、それだけでくたびれた印象になってしまうからです。
スーツは1日着たら、1日休ませるのが基本。着回しを考えると、毎日着るなら3着ほどは必要になりそうです。
ハンガー選びはお手入れの第一歩。防湿・防静電気効果のある、木製ハンガーが理想的です。
○ジャケット用
厚さ3〜5cmのものがおすすめ。これより薄くても厚くても、型くずれの原因になります。形は平らなものよりも、肩先が前の方に少しカーブしているものがベター。また、できるだけスーツの肩幅にあったサイズを選ぶのも大切です。
○ボトム用
ボトム専用のハンガーがやっぱり安心。脱いだスーツには汗がしみ込んでいるので、ジャケットと重ねて保管すると、どうしても湿気が抜けにくいからです。スラックスは、裾の部分を挟んで逆さまに吊るすと、重みを利用して軽いしわが伸ばせますよ。
スーツを長持ちさせるために、ブラッシングは欠かせません。1日でたくさんのほこりや花粉が付着して、放っておくと虫食いの原因にもなります。きちんとブラッシングされたスーツは、綺麗な光沢が保たれるので、年数がたってもくたびれた見た目になりにくいんです。クリーニングの回数も少なくて済みますから、型くずれを防ぐこともできますよ!
(1)ジャケットは、上から下にかけるのが原則。生地を傷めないよう、毛の流れに逆らわず、こするのではなく優しく払います。あまり細かく動かすと、かえって汚れが繊維の中に入り込むことがあるので、大きく払うのがコツです。まずは全体をブラッシングしてから、襟の裏側、ポケットのフタや内袋などの細かい部分にブラシを当てましょう。
(2)スラックスは逆さに吊るしたまま、裾からウエストに向かってブラッシングを。こちらもポケットの裏側などはもちろん、裾の折り返し部分も丁寧にかけてくださいね。
(3)何度か使ったブラシの毛をくしで梳かすと、大量のほこりが出てきます。これを放っておくと、かえってスーツを汚しますから、ブラシのお手入れも忘れずに!
ジャケットの肘の内側、スラックスの膝の裏やスカートの後ろ側などは、日々の動作でしつこいシワができやすい部分。もちろん放っておくのは良くありませんが、いちいちアイロンがけするのも面倒ですね。霧吹きで気になるところに水を吹き付けて、そのまま1時間ほど吊るしておくだけで、かなりシワが伸びます。入浴後の浴室に吊るしておくのも手ですが、スラックスはセンターラインまで伸びてしまうのでNGです。悪臭やカビを防ぐため、生地が乾いたことを確認してから、クローゼットにしまってくださいね。
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