毎日毎日、これでもかと続く、うだるような暑さ。海水浴や登山など、様々なレジャーを楽しめるアクティブな季節ですが、強い日差しや暑さで体調を崩してしまうことも少なくありません。今回は楽しい夏を過ごすために、暑さからくる3つの体調不良を予防する、夏の食材をご紹介します。
暑さで体力を消耗するので、夏はどうしてもエネルギー不足になりがちです。その上食欲が落ちるので、のどごしがいいメニューばかり選んでしまい、消耗したエネルギーを補いきれないばかりか、結果的に栄養も偏ってしまいます。特に不足すると言われているのは、肉や魚などに含まれるタンパク質や、汗と一緒に流れ出てしまうビタミン・ミネラル。これらをしっかり食で補って、夏を乗り切る体力をつけましょう。
■オススメの食材
山芋・大豆・豆腐・うなぎ・桃など果糖の多い果物など
※果物は食べ過ぎると糖分過多になるので注意!
豆腐は冷や奴で食べるよりも、炒め物やみそ汁など、過熱して食べるようにしてください。
冷たい物を取りすぎたり、冷房で身体が冷えたりすると、体内の水分をコントロールする胃腸のはたらきが鈍くなります。そうすると身体の中に水分が溜まりすぎたり、食あたりを起こしやすくなったりして、下痢や軟便、胃の膨満感、吐き気、嘔吐、食欲不振などの症状に繋がります。そんな時は、利尿作用や解毒作用のある食材を、積極的に取るようにするといいです。
■オススメの食材
しそ、梅干し、緑豆、もやし、柑橘類 など
※しそや梅干しと同じく、緑豆も優秀な解毒食材。
また、もやしには便秘の緩和や、免疫力アップ・滋養強壮の作用もあるそうです。
顔や身体が中から熱く感じたり、夜なかなか寝付けなかったりしたら、それは熱中症のはじまりのサインです。大量の汗をかいた後、水分や塩分の補給が不足していると現れる症状で、これが進行すると命にもかかわる深刻な状態に。血液中の水分も不足した状態なので、心不全などの病気も発症しやすくなります。症状が軽いうちに対処することが大切。身体の熱を取る食材、水分を補給できる食材、汗を抑える食材で、熱中症を予防しましょう。
■オススメの食材
すいか、冬瓜、きゅうり、ゴーヤ、ピーマン、トマト、れんこん、レモン など
※ゴーヤやピーマンなど苦い食材に、熱やほてりを冷ます作用があります。魚の内臓もオススメですが、夏は傷みやすいので気をつけてください。きゅうりは一本漬けにすると、塩分も一緒に補給できます。
こうして暑い時期にオススメの食材を挙げてみると、夏の旬の食材が数多いことに気が付きます。日本人は昔から、夏にもっとも美味しくなる食材を身体に取り入れることで、自然に暑さを乗り切ってきました。エアコンなどの冷房に頼りすぎると、夏バテなどの体調不良の原因にもなるので、冷房はほどほどにして、暑さに強い身体を作ることが大切です。
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