ゴールデンウィークが終わると、次にやってくるのが梅雨のシーズン。じめじめとしたイヤ~な季節には、何と言ってもカビ対策が大事です。カビを放っておくと身体に悪い影響も起きますので、こまめな掃除はもちろん、カビの予防対策もしっかり取りたいものですね。
ダニやカビは、湿度が60%を超えると急激に増えはじめ、インフルエンザなどのウイルスやバクテリアは、湿度40%以下で活動しはじめます。このことから、理想的な湿度は50%前後だと言われています。「いくら掃除してもすぐにカビが生える」「どうも冬場には家族そろって体調を崩しやすい」という方は、家の中の湿度が上手にコントロールできていないのかも。この理想ゾーンを保つためにも、湿度計の活用がオススメです。
浴室は家の中でカビの生える可能性が一番高いところ。 過去3年間に浴室にカビが生えたことがあると答えた人が、全体の80%を超えていたという調査もあるほどです。
入浴を済ませたらすぐ、窓を開ける・換気扇を回すなどの除湿を始めることが大切。浴槽のお湯は抜くか、溜めておくならフタをしっかりと閉めるというのもポイントです。また、カビはタオルや床、浴槽などに残った石けんカスや垢などを栄養にします。こまめな掃除やお風呂グッズの洗浄はとっても重要です!
梅雨になると困るのが、乾かない洗濯物。室内で洗濯物を干すとそれだけで湿度は上昇しますし、乾かすのに時間がかかると洗濯物自体にもカビが繁殖します。また、最近の浴室には洗濯物の乾燥機能もありますが、意外と電気代がかかりますよね。
そこで活躍するのが扇風機です。浴室の乾燥機をつけ、さらに浴室の中に向けて扇風機を回しておくと、洗濯物を乾かす時間は大幅短縮。電気代もぐっと節約できます。扇風機が邪魔になる場合は、壁掛け式やクリップ式がオススメ。これは浴室の換気の際、換気扇を長時間回すのが心配な時にも使える時短テクニックです。
ぬれた傘やレインコート、靴などが玄関内に置かれてませんか?
玄関は靴箱など湿気がたまりやすい場所ですから、さらにびしょぬれの傘や靴などを持ち込んでしまうと、除湿がとても大変です。雨にぬれたものは、防犯上問題がない範囲で玄関の外に置いて、よけいな水分を家の中に持ち込まないようにすることが大切です。
スボンの裾や靴下などがぬれた時は、すぐに洗濯するのが理想ですが、自宅クリーニングができない衣類などでそれが難しいときは、(2)の要領ですぐに乾燥させておけば心配ありません。
人は寝ているとき、1時間で約50gの汗をかくと言われています。また、子供の場合は大人よりも就寝時の発汗量が多くなります。この汗は布団に吸収されるだけでなく、水蒸気となって充満するので、寝室は想像以上に湿気がたまりやすい場所です。特に朝起きた時は窓をあけて、すぐに換気するようにしましょう。
梅雨のシーズンは布団干しにも困りますが、実は、こんな時にも扇風機が活躍。椅子などに布団をかけ、扇風機の風が当たるようにして数時間置いておくと、それだけでもかなり湿気が飛ばせます。除湿器があるとより効果的ですよ。
室内に草花を飾ると、ほっと心が和むもの。けれども常に湿っている土や植木鉢には、カビの胞子がたくさん潜んでいるんです。梅雨の季節には鉢はなるべく外に出してください。どうしても室内に置いておきたいものは、植物用の殺菌剤などを使ってカビが発生しないように注意しましょう。きちんと除菌しておけば植物の病気予防にもなります。また、長時間過ごす寝室に植物を飾るのは、避けた方が無難ですね。
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