長い冬もようやく終わり、まもなく暖かな陽光の季節がやってきます。
心機一転、新年度からの新しい生活を心待ちにされている方も、たくさんいらっしゃるのでは?
植物が芽吹き始めるこのシーズンは、初めてのガーデニングにチャレンジするにもぴったりです。
今回は、手軽なベランダガーデニングで好きな草花を育てたり、ミニ家庭菜園を楽しんだりするコツをご紹介します。
春は、植物が芽を出すための適温の時期が長く、苗を育てる期間も温暖な時期に当たるので、失敗が少なくガーデニング初心者向きの季節。種類にもよりますが、目安として桜が散り始める頃から、梅雨明けくらいまで種まきができるんです。
また、夏野菜を育て始めるのもちょうどこの頃から。トマトやナス、キュウリなどはプランターでも育てられる手軽な夏野菜です。初めての方は、苗から栽培するのがオススメですよ。
排水口や側溝の位置を確認して、枯れ葉やゴミが塞いでしまわないようこまめな掃除を心がけてください。水はけが悪いと、せっかくのガーデニングスペースが汚れやすくなるのはもちろん、集合住宅の場合は排水口の詰まりで他の住民に迷惑がかかることも。掃除がしやすいように植物を配置するのも大事なポイントですよ。
また、ベランダは非常時には避難通路となります。マンションなどのお隣と間仕切りされたベランダや、避難はしごがあるベランダでは、人が充分通れるようにスペースを確保した上で、プランターを置くようにしましょう。
プランターハンガーを使ってベランダの手すりに植物を飾ると、水やりがしやすい、植物の健康状態がわかりやすい、ベランダ空間を広く使えるなどいろいろなメリットがあります。ただし、水や土がこぼれ落ちて下を汚したり、プランターや鉢が落下したりする事故を防ぐため、手すりの外側には掛けないことが鉄則です。マンションの場合、手すりの使用に規定があることもありますので、管理組合に確認しておくと安心です。
エアコンの室外機から出る排気にも注意が必要です。排気に当たると植物はたちまち枯れてしまいます。特に夏場に出る熱風で、せっかく大きく育てた草花や野菜をダメにしてしまうケースが多いので、排気の出る方向や届く範囲にはくれぐれもご注意を!
プランターや鉢は、水をたっぷり含んだ土をたくさん入れるので、かなり重たくなるもの。うっかりすると、女性の手には余るような重さになることもあります。あまり重たい鉢をたくさん置くと、ベランダの床を傷める可能性があり、また掃除もしにくくなるので気をつけましょう。ベランダガーデニング用に、軽量のプランターも販売されていますので探してみてくださいね。
植物にとって陽当たりは文字通り命綱です。でも種類によってたっぷりの日光を好むものもあれば、日陰の方が育てやすいものもあって、ご自宅のベランダではどんな植物が元気に育つのか、初めてでは判断が難しいですよね。最初はあまり考えずに気に入った植物を育ててみて、ベランダ環境と相性のいい種類を見つけることから始めるのが長続きのコツ。同じベランダでも場所や時間帯によって陽当たりは変化するので、慣れてくればいろいろな植物を、上手に育てられるようになりますよ。
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