いきいき美健コラム

一井 葉子の「ホリスティックハッピーライフ」 第4回
甘い誘惑にのりすぎないで!!(前編)

前回からお伝えしています「食」の知識。今回は第二回目、砂糖の過剰摂取の害について取り上げてまいります。「私はお菓子や、甘いものは食べないし、どちらかといえば辛党、お酒好きなので関係ない!」と、思われた方も、ちょっと待ってください!
大量に摂取される砂糖の70%が清涼飲料水、菓子、加工食品に含まれた隠れ砂糖です。また、精製加工された炭水化物(白いご飯・白いパンやパスタやうどん等)は白砂糖と同じと考えます。
さあ、現代人には必見の今回のコラムです。ぜひご一読を。

糖であふれる私たちの食環境

現代人は昔の人と比べて比較にならないほどの砂糖を摂取しています。
冒頭でも述べたように、大量に摂取される砂糖の70%が清涼飲料水、菓子、加工食品に含まれるかくれた砂糖。ジュース・缶コーヒー・チョコレート・ケーキ・菓子パン・アイスクリーム・ケチャップ・ドレッシング・調理済みの総菜、などには、多くの砂糖が含まれています。また、精製加工食品は、エンプティーカロリーフード(注1)と呼ばれ、白いご飯・白いパンやパスタ・うどんなど、精製加工された炭水化物食品も、栄養素だけが取り去られ、糖分のみ残った、白砂糖と同じ「糖」とみなされます。ですので、上記にあげた、私たちが「糖」と聞いて、パッと思いつく砂糖の含まれた食品だけでなく、精製加工食品を含めると、ほとんどの現代人が、糖を過剰摂取しているということになります。
健康に気を付け、甘さ控えめのお菓子などがもてはやされる一方で、多くの人は、白いご飯やパンも白砂糖と同じエンプチィーカロリーフードの仲間なのだ、と認識していません。

[注1:エンプティーカロリーフード]
ホールフード(全穀類)を精製することによって、バランスが取れた栄養素が壊れ、体が必要とする食物繊維やビタミン・ミネラルが取り除かれてしまった「栄養が空っぽな」食品。


「糖」の過剰摂取が引き起こす害

こういった、精製加工された炭水化物(糖質)の摂取量の増加とともに、糖尿病や肥満、アレルギーが日本でも増加してきています。
例えば、糖尿病はこの50年で約32倍にも増え、現代日本人の成人の6.3人に一人は糖尿病(予備軍も含めて)ということです。肥満や糖尿病は、がんや心臓病、脳梗塞、失明、手足の切断といった恐ろしい合併症へと発展していく予告です。
精製炭水化物(糖質)の過剰摂取により、私たちの健康にとって、どんな問題がおこるのかをもっと具体的にみていきましょう。大きく三つに問題は分けられます。

【1】微量栄養素の欠乏が引き起こす様々な不調

体が代謝活動をするときに必要な、ビタミン・ミネラルといった微量栄養素が精製の過程で失われ、必要な栄養素を体内の蓄えから奪っていくことで体調不良を起こします。
(例)
・カルシウム不足・・・骨から不足を抽出→骨粗鬆症
・ビタミンB・クロミウム不足・・・糖代謝機能の混乱→糖尿病の要因、神経機能不全

そして、栄養不足のため、体はすぐ空腹感を感じ、また食べる(たいていはエンプティーカロリー食品を食べる)、といった悪循環を繰り返し、肥満を助長することになります。

【2】低血糖症を引き起こす

白い食品は精製過程で食物繊維を失っているため、消化・吸収のプロセスが速く、摂取後短時間で血糖値が急上昇し、すばやく糖を細胞に送り込もうとします。
結果、膵臓からインスリン(血液中の糖を細胞に送り込むときに必要となるホルモン)が大量に動員され、高血糖の状態を抑えようとします。
これを繰り返すと、膵臓が常にすぐインスリンを分泌するようになり、血糖値の落ち込みが激しくなったり、慢性的に低血糖の状態が続くようになります。
これが、低血糖症といい、高じると糖尿病につながっていきます。

<血糖症のかかわる心身の症状>

精神症状 うつ・イライラ・不安・神経過敏・忘れっぽい・不機嫌・かんしゃく・優柔不断・集中力の低下・落着けない・反社会的行動・発作的に泣く・恐怖症・精神錯乱
肉体的症状 極度の疲労・ため息とあくび・頭痛・めまい・震え・耳鳴り・食間のがつがつした飢え・甘いものへの渇望・口の渇き・息が切れる・発作的に苦しくなる・不眠・目のかすみ・手足が冷たい・感覚麻痺・慢性消化不良・けいれん・肥満・アレルギー・皮膚のかゆみ・腰痛・筋肉痛・関節痛・筋肉のひきつり

【3】アレルギーを引き起こす

白い食品は食物繊維を失っているため、腸内を有害物質で詰まらせ、環境を悪化させ、病気の基礎をつくります。
便秘や大腸がんのリスクを高めるのはもちろん、腸内の悪玉菌が増殖、免疫機能がダウンします。
腸壁を膨張させるので、透過性を高めてしまい、アレルゲン物質を血液中に引き込みやすくなるため、アレルギー反応が出やすくなります。砂糖を過剰摂取することで、細胞が壊れやすくなり、ヒスタミンが放出され、くしゃみ・腫れ・かゆみなどの症状が出やすくなるといわれていますので、花粉症などの季節には、薬を常用している人も、糖の摂取を控えると効き目がよくなるなどの効果があります。

このように、「糖」を過剰にとりすぎることは、生活習慣病を引き起こす大きな要因となります。
後編では、日常生活でどのようなことに注意すれば「糖」の取りすぎを抑えられるかをお伝えします。

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